ライン いじめの巣 (12/11)
- 公開日
- 2013/12/11
- 更新日
- 2013/12/11
校長室の窓
今朝の新聞には、文科省による「いじめ調査」の結果が載っています。その中で、インターネットによる誹謗中傷などのいじめが急増していることが報告されています。
学校生活には、様々な活動を通して、生活のルールを学び、人の気持ちを理解し、人と協力し生活を安定させるなど、人間関係づくりを学び、コミュニケーション能力を培っていくことに大切な価値があると思います。未発達な子どもたちに、顔を合わせない、バーチャルなつながりの中に放り込めば、取り返しの付かない状況になるのは容易に考えられます。
「LINE(ライン)」をめぐるトラブルは、教師の目の届かないところで深刻化しています。子どもたちの人間関係は、学校生活が中心であるので、学級での友達関係も壊れ、深い傷を負うことになります。
情報を得るには、便利な道具ですが、道具のために心身を傷つけ悩ましてしまうのは、本末転倒です。学校としても、情報モラル教室などを開き、専門家の方から子どもたちに直接に指導をしていただいています。保護者の方も十分に慎重に考慮をお願いします。
写真:12/11 中日新聞から
(校長)