学校日記

アジアイトトンボ  (6/19)

公開日
2013/06/19
更新日
2013/06/19

校長室の窓

 学校の観察池にアジアイトトンボを見つけました。クロメダカ・フナなども生息している貴重なビオトープとなっています。
 海部地域の自然環境を理科の教員が30年以上にわたり調査をしています。イトトンボに関しては、昭和60年から断続的・継続的に調査を累積してきています。その変化を見てみると用水や溜め池の大規模整備や宅地造成により、イトトンボの種類・生息域や生息数が激減していることが分かります。イトトンボは飛翔能力が低く、生息域間近の環境に直に影響を受けます。(海部地域には、他にアオモンイトトンボ・セスジイトトンボなどがいます)
 身近な自然がどんどんなくなり、そこに棲む昆虫や魚も激減してしまいました。・・・そして、かつての「昆虫少年」「自然児」の姿もなくなりつつあります・・・

※ 私(校長)が観察池でトンボの写真を撮っていると、3年男子が駆け寄ってきて、『「アジアイトトンボ」だね!』と言うではありませんか?!「○○くん、すごい!よく知っているね!」と声をかけると「ぼく、虫、大好きだから」という答え。(嬉しかったよ)
   (校長)