ツマグロヒョウモン
- 公開日
- 2025/06/12
- 更新日
- 2025/06/12
出来事
学校の東門に花壇があるのですが、ここ一週間ほどで、ビオラの葉っぱが食べつくされてしまいました。
犯人は、黒い体に赤いとげとげのついた、派手な見た目のイモムシたちです。
ざっと見ただけでも十数匹。登校する子どもたちが「毛虫がいっぱいいる!」と、ちょっと嫌そうでした。
ところがこの数日で、イモムシたちが次々とサナギに姿を変えていきました。校門の壁によじのぼって、ぶら下がって…
不思議なことに、黒くて赤いイモムシたちは、胸元にきらきら光る模様のついた、とてもきれいなサナギへと姿を変えました。
このイモムシは、「ツマグロヒョウモン」というチョウの幼虫です。
この時期よく見られる、羽が豹柄模様のチョウで、きっと子どもたちも見たことがあると思います。
興味深く観察する子も増えてきました。明日の授業参観で来られた際は、食べつくされた花壇を見つつ、サナギの姿を探してみてください。