学校日記

収穫の秋 (11/1)

公開日
2013/11/01
更新日
2013/11/01

校長室の窓

 学校周辺の田で稲刈りが始まっています。稲刈りといってもコンバインで脱穀までしてしまいます。田植えの準備、田植えに始まり、水の管理や夏の草抜き、天候に気をつかいながら大切に育て、1年の収穫ができます。
 毎年同じことが繰り返されることが、農業では「安定」といいます。季節に合わせた安定した生活が、現代社会では崩れ、忘れさられようとしています。
 私(校長)が、小学生の時には、親族総出で、田植えや稲刈りをしました。もちろん、当時は今のように機械化されていないので、すべて手作業・肉体労働です。当時の思い出が原風景として、心に残っています。
 (稲刈りの時、鎌をもって迷路を作るように稲を刈り始めました。もちろん、大人にしっかり叱られました。稲から飛び出すカエル・イナゴなど、大興奮です。脱穀も危険な足踏み脱穀機でした。友達に指を落とした子がいたのを覚えています。)あぜ道で、みんなで食べた炊き込みご飯のおいしさは、忘れられません。
 
 今の子どもたちは、原体験・原風景として、何が心に残るのでしょうか。
 
(校長)