彼岸 と 悲願 (9/20)
- 公開日
- 2013/09/20
- 更新日
- 2013/09/20
校長室の窓
今日から彼岸の入りです。彼岸は、秋分の日の前後3日間をいいます。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われています。来週の運動会(9/28)の頃には、もう少し涼しくなっていることでしょう。
さて、彼岸には、『こちらの岸(=現世)から彼(か)の岸(=涅槃(ねはん)に行くこと。つまり仏道に精進し、迷いを脱し、涅槃に達すること。さとりの境地』(旺文社国語辞典)という意味があるそうです。
運動会の練習を見ていると、子どもたちと教師が一体になって、共に育ちながら、高みの目標(悲願)をめざしています。教師の気持ちのこもった愛情溢れる厳しい指導とそれに応えようとする子どもたちの素直な真剣な姿。日々、成長し変容していく過程が見られます。「行事を通して子どもが成長していく」スモールステップの目標(悲願)の姿が、子どもが一回り成長する姿です。
運動会では、その一端しかお見せできないのが残念ですが、その背後にある子どもたちと教師が、共に育つ「共育」の成果をご覧ください。
「素直に伸びていく子どもたち、それを愛情をもって支え導く教師たち」が、大治西小学校をつくっています。
(校長)