脳の仕組みと子育て (7/10)
- 公開日
- 2013/07/10
- 更新日
- 2013/07/10
校長室の窓
「子とともに ゆう&ゆう」8月号に、参考になる記事があったので、紹介します。「やさしい子育て 第5回 脳の仕組みと子育て」高橋愛子(家庭教育研究所)から、以下 一部抜粋させていただきました。
略・・・八歳くらいまでが、脳の発達にとって非常に重要な期間であるということです。実際、八歳ともなれば、脳の重さは大人の脳の90%近くにもなります。・・・脳機能、心の発達にとって最も重要な期間の「臨界期」が生後から八歳くらいまでというのは、このことからも理解できます。・・・特に、八歳くらいまでの環境と刺激、教育はとても重要なものです。・・・略
おいしい朝食を食べると、神経回路を発達させる伝達物質、ドーパミンの働きが大きくなります。ドーパミンはやる気や快感を起こす刺激となる伝達物質ですから、おいしいご飯をうれしく感じたお子さんは、とても活力ある一日を始められます。・・・略
人は褒められた時、ドーパミンがたくさん放出されることを理解しています。人が伸びる条件として「喜びこそ心を育てる要因」と昔から聞かされてておりました。現在は、そのことを脳科学の分野で、これほどはっきり証明できる時代となったのです。
・・・
※ 「朝ご飯の大切さ」と「褒めて伸ばす」ことは、脳の発達と密接な関係があったのですね。「子とともに ゆう&ゆう」には、良い記事がたくさんありますね。
(校長)