学校日記

什(じゅう)の掟 (2/25)

公開日
2013/02/25
更新日
2013/02/25

校長室の窓

 今朝の朝礼では、NHK大河ドラマ「八重の桜」を話題にしました。綾瀬はるかさんが主人公の新島八重(山本八重)を演じています。
 会津藩(福島県)では、同じ地区に住む6〜9歳の藩士の子どもたちが「什」と呼ばれる10人前後のグループをつくり、育てられました。そこで決まりを定めたものが、「什の掟」です。
・年上の人の言うことに背いてはいけない
・きちんとお辞儀をしなければいけない
・嘘をついてはいけない
・卑怯なことをしてはいけない
・弱い者をいじめてはいけない
・戸外で物を食べてはいけない
・・・など。
 最後の一節には、「ならぬことは、ならぬものです」があります。

 こうした、教えが子どもたちの異年齢集団の中で培われ、武士として自律した人格が形成されていました。今の教育・子育てにも、学ぶべきものも多くあるように思います。
 理屈を抜きにして、「だめなものは、だめ」って・・・ありませんか?