学級づくりの意味 (2/22)
- 公開日
- 2013/02/22
- 更新日
- 2013/02/22
校長室の窓
学校は、学級という単位の集団生活をしています。学級は、学習という側面だけでなく、社会性を培う観点からも重要です。「人間は、ひとりでは生きていけない」とよくいわれます。互いに支え合いながら、社会生活を営んでいます。
人間が集団で生活をしていれば、様々な誤解や葛藤は人間関係にはつきものです。学校・学級では、様々な体験・経験を通して、人間関係づくりや社会性を学んでいきます。
一方で、学級は子どもたちにとって安心感や信頼感など「心の居場所」でなくてはいけません。「いじめ」の問題も学級としての機能がうまく働いていないから生じてきます。
年度末が近づくこの時期は、担任にとっても自分の「学級づくり」を振り返ってみるよい機会であります。担任がいない時でも、学級の子どもたちが自律的であり、穏やかな雰囲気で過ごしていることです。
学級は、これからの多難な時代を生きていく子どもたちにとっての学びの場です。
<写真 吊し雛展 町公民館にて>