人権教育を考える (1/30)
- 公開日
- 2013/01/30
- 更新日
- 2013/01/30
校長室の窓
昨日(1/29)、私(校長)は東海地区人権・同和教育講座に参加しました。大阪府の小学校長の体験に基づいた話が心に残っています。
具体的な事例を通して、次のようなことを話されました。
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学校で過ごす8時間の子どもの姿だけでは子ども理解は深まらない。
「おはよう」と、あいさつを交わす前の8時間と「さようなら」の後の8時間、学校外の16時間の子どもの姿と暮らしに思いを寄せるのが教育なのだと、○君に教えられた。
子どもたちは、様々な「喜怒哀楽」を胸に秘めて登校してくる。子どもの言動は、様々な個別の生活事情がある。問題行動の背景を分析しないと課題解決はない。教育指導は、そのプロセスである。
学校は子どもの命を預かっている。毎朝、恋人に会うような弾んだ気持ちで教室に行くぐらいでなければ、私たちの仕事は続かないし、続けられない。
「私の先生は、○○先生です。」と異口同音に、心から子どもたちに笑顔で言ってもらえる教員でありたい。
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私たちも心して当たりたい。