日野原 重明 (10/22)
- 公開日
- 2012/10/22
- 更新日
- 2012/10/22
校長室の窓
過ごしやすい季節になりました。木々の紅葉も始まりました。植物の1年のサイクルから、季節が巡っていることが感じ取られます。
今日は、命の話をします。今年102歳になられ、全国の学校で「命の授業」をされている日野原重明先生(医師)の話をします。命はどこにありますか?・・・すぐに胸に手を当てる子どもたち・・・自分の心臓の音を手で感じてください。この鼓動が止まるときが命の亡くなるときです。生きている間ずっと動き続けます。でも命には限りがあります。
日野原先生は、命の時間を困っている人や苦しんでいる人のために使うことが大切だと教えています。「今、みなさんが行っていることは、ほとんど自分のためですが、大人になったら人のために行動し、考えられる人になってください。みんなの命を大切にして、人のために時間を使える人になってください。」「生きている間に、自分のために使った時間と誰かのために使った時間の量をはかりにかけたら、はかりの棒はどう傾くの?」と問いかけています。・・・