先生たちの夏休みの休日 (8/4)
- 公開日
- 2012/08/04
- 更新日
- 2012/08/04
校長室の窓
今日は、土曜日の休日です。しかし、先生たちは、休日返上で教材研究に汗を流しています。理科の先生たちのグループで、海部地方の自然環境の変化を継続して調査しています。昭和60年代から、30年近く地道な調査を続けています。
環境指標として、チョウ、トンボ、水生植物、スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)、ヌートリアなどを対象としてきました。
この2〜3年は、イトトンボを追いかけています。そこから、見える海部地方の自然環境は、20〜30年前に比べると、イトトンボの種類・個体数が年々激減しているのが分かってきました。用水路のコンクリート化、河川の汚水化、農薬・除草剤の散布など、水辺の小生物にとっては、環境悪化の一途です。逆に、帰化生物(ジャンボタニシなど)が生息域・個体数を増加させています。
私(校長)が、子供の頃の自然環境と大きく変わってしまい、残念な思いをしています。
写真右 モートンイトトンボ