赤十字(終了式)
- 公開日
- 2011/03/24
- 更新日
- 2011/03/24
校長室の窓
職員室前の梅の花が咲き、モクレンの花が盛りです。春分の日も過ぎ、春らしくなってきました。
今、渡した修了証は、その学年の勉強を終えたことを証明するものです。おめでとう。
3月11日(金)には、東日本大震災が起きました。学校そのものが破壊されたり、避難所となっているため、卒業式や終了式も行えない学校がたくさんあります。こうして、平常に終了式ができることは、とても幸せなことだと思います。
テレビの報道を見ていると、学校の体育館に避難した地域の人たちに、そこに津波が襲い、何100人という人が亡くなられたという悲惨な状況がありました。一方、学校の児童・生徒が全員高台に避難し、全員助かったというニュースがあり、日頃の訓練の大切が伝えられていました。また、中学生・高校生が率先して避難生活を支援している姿を見て、心強く思いました。悲しみや困難を乗り越えて、再び立ち上がる思いを日本人みんながもっていることと思います。
さて、西小では、児童会が中心になって、東日本大震災の募金活動を学校全体で取り組みました。集まったお金は、20万円くらいになりました。そのお金は、日本赤十字社を通して、被災された方に役立てられます。協力ありがとうございました。
・・・この人は誰でしょうか「アンリ・デュナン」の肖像画を見せる・・・
みなさんの教室の前面に、「アンリ・デュナン」の肖像画がかざってあります。彼が、赤十字社を作ったのです。世界で戦争・事故・災害が起きたとき、精力的に支援活動を行っている団体です。大治西小学校は、この赤十字活動に参加をしている加盟校です。
今後も赤十字の精神を学び、社会に役立つ、人を支えることができる人間になりたいものです。そのためには、生かされている毎日の日々を精一杯頑張ることが大切です。