学校日記

2学期終業式 「トイレの神様」

公開日
2010/12/22
更新日
2010/12/22

校長室の窓

 2010年も終わろうとしています。年の終わりには、ぜひ、身辺の整理・整頓や大掃除をして、きれいにして新しい年を迎えましょう。また、この1年間の自分の生活を振り返り、来年への新たな目標を決めることも大事なことです。
 さて、1学期の始業式のときに、この1年間の生活のめあてとして紹介した言葉があります。『あ・じ・さ・い・の・は・な』です。
 今日は、この中で、「は」・・・はきものをそろえる・・・の話をします。
各トイレの壁に、次のような詩が貼ってあるのを、毎日見ていますね。

 はきものをそろえる
はきものをそろえると 心もそろう      心がそろうと はきものもそろう
ぬぐときに そろえておくと         はくときに 心がみだれない
だれかが みだしておいたなら        だまって そろえておいてあげよう
そうすればきっと せかいじゅうの人の心も  そろうでしょう

 最近、トイレのスリッパは どうなっていますか?
自分の行動に目を向ける意識が薄らいでいるのかなと感じています。

 話は、変わりますが、最近のヒット曲「トイレの神様」(植村 花菜)の歌を聴いたことがありますか?おばあちゃんから、言われた言葉を心に秘め、おばあちゃんへ感謝の気持ちを表す歌です。その中に、こんな言葉があります。

 トイレにはそれはそれはキレイな
 女神様がいるんやで
 だから毎日キレイにしたら女神様みたいに
 べっぴんさんになれるんやで

 その日から私はトイレを
 ピカピカにし始めた
 ベッピンさんに絶対になりたくて
 毎日磨いてた

 おばあちゃんは、孫に何を伝えたかったのでしょう? おばあちゃんの言う「べっぴんさん」って、どんな人だと思いますか?自分の気持ちのありようが、はきものや掃除のしかたにも表れるのではないでしょうか。