学校日記

2学期始業式

公開日
2010/09/02
更新日
2010/09/02

校長室の窓

長い夏休み、大きな事故や病気もなく、今日、みんなの元気な顔を見ることができて大変うれしく思います。新しい転入生2人を含めて544人で、2学期のスタートです。

 今日は、2つの話をします。
1つめは、1学期の終業式の時に、「お天道様が見ている」という話をしたことを覚えていますか。2人の兄弟がスイカ畑でスイカを盗もうとしたとき、お天道様が見ていることに気づき、自分のしようとした悪いことに気づいたという話です。
中国にこんな諺があります。「天知る、地知る、我知る、人知る」。意味は、誰も知らないと思っていても、天と地と自分自身とあなたも知っているということです。悪事は、いつかは必ず分かるものであるということです。
2学期は、自分にとって、クラスにとって、何がよいことで、何が悪いことか、自分ができることは何か、しっかりと考えながら取り組んでほしいと思います。

2つめは、校長先生の宿題の話です。
夏休みに校長先生もたくさんの宿題がありました。その一つに、前の校長先生、上田校長先生から、プール北側にある岩石園の石に名前を付けてほしいというものでした。岩石園は昭和54年に作られたものです。当時のPTAの役員の方や地域の方たちが、新しい学校に岩石園を作ろうということで、自分たちでトラックを使って山へ行き集めてきた石だそうです。その後、名前も付けずにそのままになっていたようです。
石にもきちんと名前・種類があります。生き物と同じようにどのように生まれたのか、変わったのかによって、名前が付けられます。つまり、石ころの多様性ですね。
その中で今日は1つだけ紹介します。「化石」です。石に化けると書いて「かせき」と読みます。もともと生物であったものが、石に変わってしまったものです。例の提示<オオムガイ(生きている貝) → アンモナイト(化石)>。岩石園のなかにも「フズリナ」という昔、海に生きていた生き物の化石がたくさん入っている石があります。一度見に行ってください。
さて、ここで1つみんなに、課題を出します。学校を探検したら先生の体ぐらいの大きな化石がこの学校にあることを発見しました。みなさんも探してみてください。見つけた人は、校長先生に知らせてください。