学校日記

アサガオ(7/5)

公開日
2010/07/20
更新日
2010/07/09

校長室の窓

 ここにあるのは今1年生が育てているアサガオです。アサガオは奈良時代に「薬」(下剤として)日本に入ってきました。江戸時代には、品種改良のブームが起こり、「朝顔売り」が現れるほどでした。
 アサガオはツルを伸ばして成長しますが、その巻き方は上から見て右巻き、左巻きのどちらでしょう?1年生100人の鉢を全部調べてみました。右巻きだと思う人(挙手した人1/5)、左巻きだと思う人(1/5)、両方あると思う人(3/5)。実際は、すべて左巻きでした。ここから分かることは、日頃見ているものでも気づかないことがあるということです。「見ていても、見ていない」ということです。意識をもって物事を観察するとよいですね。
 さて、なぜアサガオのツルが左巻きしかないのかは、現在でもよく分かっていません。北半球で台風が左巻きになる理由と同じなのでしょうか?ぜひ、自由研究に取り組んでください。夏休みは疑問に思ったことを調べるよい機会です。