就学時検診 あいさつ (10/24)
- 公開日
- 2013/10/25
- 更新日
- 2013/10/25
校長室の窓
私(校長)の子育てを振り返ってみると、自分の子どもがこの年頃の時が、親としても一番充実していたなと思われます。まずは、親さんが楽しんで心にゆとりをもって子育てをすることが、子どもの成長によい影響を与えると思います。子育ては誰でも始めて、兄弟によっても様々です。子育てをしながら親も成長していくのです。
来春には、お子さんが幼稚園・保育園から小学校へ進むことによって、生活スタイルが変わります。子どもにとっては不安と緊張の連続だと思います。環境の変化にうまく慣れるために、私から4つのことについて話します。
1つめは、「基本はやっぱり 早寝・早起き・朝ごはん」 です。
朝ご飯をしっかり食べて、トイレにはいって、元気よく歩いて登校することが、新1年生には何より大切です。朝ご飯を食べてこないと気力も出ないし、体調もすぐれず、イライラしています。毎朝6時には起きる習慣をつけておきましょう。
2つめは、「あいさつは、学校生活の基本」です。
学校は、集団生活する場ですから、まず、あいさつをしっかりできるようにしましょう。「おはよう」「ありがとう」「ごめんなさい」「すみません」「さようなら」です。あいさつは、コミュニケーションの始まりです。友達との関係づくりにも大切です。親が自らあいさつする姿を、お子さんに見せてあげることがとても大事です。
3つめは、「自分のしたいことをきちんと話せるように」
家庭でお子さんが自分の言いたいこと、したいことを言葉で表現できるようにしておきましょう。親が先回りをし過ぎないように。また、親は子どもの話をしっかり聞いてあげましょう。
4つめは、「お手伝いの習慣をつけておく」
学校生活では、係活動や当番活動があります。給食の配膳をしたり片づけたり、掃除をしたりと、一人ひとりがいろいろな活動を分担してやっていきます。ですから、家庭でも家族の一員としてお手伝いができるように、働きかけてください。
最後になりますが、
小学校は、さまざまな葛藤場面を通して、生きていくために必要な社会性を学ぶところです。いろいろな失敗や困難にぶつかりながら成長していきます。そんな時には、家庭と学校が協力し合いながら子どもを支え、育てていきましょう。
また、学校の活動の様子、予定などは、ホームページで随時紹介していますので、ご覧ください。
(校長)