運動会を終えて (10/1)
- 公開日
- 2013/10/01
- 更新日
- 2013/10/01
校長室の窓
「きらきら輝け 西っ子」のテーマどおり、輝きに満ちた感動を与えてくれた運動会でした。練習を始めてから3週間あまり(音楽部は夏休み始めから)の取り組みでした。この学校行事を通して、子どもたちは多くのことを学びました。日々の努力の積み重ねが人を感動させるような演技となり、そこから自己達成感を味わい、自尊感情を抱くことにつながりました。
異学年のつながり、同学年同士の競い合い、ペア学年の一致団結。学年が上がることに、この西小学校をもり立て、成功への裏方の仕事にも励みました。
また、学ぶのは子どもたちだけではありません。教師も同様に学び成長していくのです。・・・5・6年表現運動では、組み立てのタワーを見守り支えながら、涙を流す教師たちがいました。そこまでの苦労や辛さを共に味わってきたからこそ、「子どもの姿を見て、感涙してしまうのです」。そこには、子どもと教師がめざすものが、「今、目の前に形としてあるからこそ」です。
教育は、人間同士の魂のふれ合い、磨き合いです。その過程の内側を知っている者しか、それを感ずることはできないものでしょう。
「学び合う学び」・・・それは、子ども同士の学びだけではなく、子どもと教師(大人)も学び合って、共に成長をしていくのです。子育ても同じなのでしょう。
(校長)