先生たちの自主研修 (8/27)
- 公開日
- 2013/08/27
- 更新日
- 2013/08/27
校長室の窓
夏休みには、教員の研修会が多く開催されます。力量向上に向けて、教育委員会などが開催する官制の研修だけでなく、同好の教師が集まって自主的な研修も深めています。
昨日(8/26)には、私(校長)が講師となって、海部地区の理科の教員むけに、地質観察会を行いました。理科を専門にする先生たちでも、実際に地質現象を観察する機会は多くありません。教師自ら体験したことは、子どもたちにも実感を伴って教えることができます。理科離れを防ぐには、理科の面白さを語れることが第一です。夏休みを活用して毎年行っています。
今回の場所は、木曽川沿いの地質を観察しました。全国的にもすばらしい価値のあるものが観察できます。
<観察内容>
○ 木曽川沿いの美濃帯 層状チャート
・古生代・中生代の境界(P/T境界) 超酸素欠乏事件の記録
・層状チャート中の共役雁行石英脈など
・メランジュ
○ 木曽川河床の瑞浪層群中村累層 化石林・植物化石など
○ 瑞浪層群蜂屋累層 火山角礫岩 珪化木