学校日記

いじめ調査から  (8/6)

公開日
2013/08/06
更新日
2013/08/06

校長室の窓

 今日の新聞に国立教育政策研究所のいじめ追跡調査結果が報告されていました。
以下引用・・・
「いじめを受けたことがある小学生と、いじめをしたことがある小学生はともに90%近くに上る」「多くの子どもが被害、加害の両方を経験していることにになり、被害者と加害者が入れ替わりながらいじめに関わっている様子がうかがえる」「大部分の子どもがいじめを日常的に経験している。多くは一週間もすれば自然と解決するが、長引いたり、多数が一人をいじめるようになったりすると、深刻な結果につながりかねない」
・・・引用終わり

※ 本校でも子ども同士のトラブルは、日常的に起きています。両者の話を聞き、互いに相手に対しての思いを確かめます。そのためにかなりの時間を先生方は、割いています。それを放置していると、後々大きなトラブルが生じがちです。自分の気持ちを相手に上手に伝えられなくて、誤解がある場合もあります。最初は親しみを込めていた言葉、ちょっとからかい半分の言葉も、受ける相手にとっては、そのような気持ちで受け取ってもらえなかったりもします。また、仲間づくりが仲間はずれ、無視、陰口へとつながる場合もあります。
 子どもの小さなサインを見落とさないように、小さな変化にも気を付けていきたいと思います。本校では、学期に一回、教育相談週間を設け、担任と個人相談も設定しています。保護者の方も心配なことがありましら、早めに学校へお知らせをいただき、子どもの成長に共に力を合わせていきましょう。

 (校長)