学校日記

野口 英世 (7/1)

公開日
2013/07/01
更新日
2013/07/01

校長室の窓

 今日は、みなさんのよく知っている人の話をします。この人の顔を見たことがありますか。
(1000円札の拡大を見せる)・・・野口英世です・・・
 野口英世は、今から140年前に生まれました。2歳の時、いろりに落ちて左手に大やけどをおいました。そのため左手の指が全部くっついてしまったのです。手が棒のようなので「てんぼう」と言われ、いじめられました。しかし、野口英世は勉強に手伝いに一生懸命に取り組みました。
 16歳の時に、先生や友達が集めてくれたお金で手術を受けることができました。指が一本一本離れ、どんなにうれしかったことでしょう。この時、英世は医者になりたいと願いました。
 東京に出て、一生懸命に勉強し、一日に3時間しか寝ないで、勉強したそうです。医師の資格をとり、アメリカに渡り猛烈に研究に没頭します。ノ−ベル賞候補までなりますが、アフリカの黄熱病の研究半ばに、自身も黄熱病にかかり亡くなります。
 英世が家の柱に刻んだ「志を得ざれば再びこの地を踏まず」(自分の目標がかなわなければここには戻らない)の言葉のように強い意志を持って、目標や夢の実現のため努力をしていきましょう。
 1000円札を見たら、野口英世の話を思い出してくださいね。