自己肯定感を高める (6/27)
- 公開日
- 2013/06/27
- 更新日
- 2013/06/27
校長室の窓
明日は、児童会主催「西っ子夏祭り」を開催します。学年・学級の枠を超えて編成された縦割り班(異学年集団)を24班編成し、活動します。児童会の役員が企画・立案し、各班の高学年児童がリーダーとして、班をまとめ、運営していきます。
学年の違う子どもたちが力を合わせて、「西っ子夏祭り」を楽しい活動にしようと、話し合い、準備をし、運営をしてきました。とりわけ低学年の子が楽しめるように、スムーズな運営できるように配慮が欠かせません。その過程で、様々な人間関係作りやコミュニケーションの力が試されます。うまく進めるにはどうしたらよいのか、悩むこともあるでしょう。しかし、そこを乗り切った時に子どもたちは、達成感や成就感を味わい、自己肯定感や自尊感情を獲得していきます。
授業時間を割いて行事や活動を行う価値は、ここにあります。行事や活動を通して、子どもを育てる。そのためには、子どもが自主的・自発的に行った行為に対して、「ほめる」「認める」「励ます」などの言葉かけが大切です。教師の働きかけにより、子どもの自己評価や自己肯定感をより高めていけるよう取り組んでいます。
・・・以下、教育新聞(6/24)からの一部抜粋・・・
最近、日本の子どもたちの自己評価の低さが課題とされている。例えば、「自分はダメな人間だと思うことがある」高校生は83.6%という調査結果が日本青少年研究(2012)出された。
アメリカ、中国、韓国の高校生との比較であるが、同じ問いにアメリカは52.8%、中国39.1%、韓国31.9%であった。日本が突出して高い傾向を示している。・・・なぜ、わが国の子どもたちの自己評価がこれほど低いのであろうか。
・・・自尊感情や自己肯定感を高める方策は、生活や学習のすべてにおいて「自立心」の基になる・・・
(校長)