伸びる条件 (2/18)
- 公開日
- 2013/02/18
- 更新日
- 2013/02/18
校長室の窓
年度の終わりが近づいてきています。この一年間で「よく伸びた」子もいれば「せっかく力はあるのにな〜」という子もいます。よく伸びる子の条件は、何かがみえてきます。
それは、第一に「素直」であること。子どもは色々失敗を繰り返しながら成長するものです。その失敗をしたとき、しっかり反省できるかです。言い訳ばかり、責任転嫁ばかりして、自分を見つめれない子もいます。その子の気質といってしまえばそれまでだが。小さなことの積み重ねが、ここでも大きな影響をもちます。
子どもの「伸び代」は、「糊代」です。頑固な壁を作っていては、広がりません。
愛知教育大学の志水 廣先生が、分かりやすく話されています。
・・・以下引用・・・
素直の反対は頑固である。
何かの行動をしたら先輩や親から注意される。この注意は、よくない行動だから注意されている。
そのとき、素直な人は、そうかあ、これはよくないことなんだと反省して改めようとする。
ところが素直でない人は、これを改めようとしない。
よくない行動というのは、信号で言えば、黄色の信号である。
この次に進むと、赤色で突入してしまう。
それが分かっているから、注意するのである。
一度ないし、二度の注意で聞かないのであれば、周りはもう注意しない。
だから、赤信号で突入してぶつかっても、事故が起きる。事故責任は自己責任である。
それは、もともと素直でないからである。
自己責任はまだいいのだが、一番いけないのは、周りに迷惑をかけてしまうことである。
素直でない先は、迷惑だということである。
・・・引用終わり・・・