学校日記

にじいろの さかな しましまを たすける! (12/3)

公開日
2012/12/03
更新日
2012/12/03

児童会

西小人権週間 取り組み2
児童会・図書委員会の読み聞かせ

「にじいろの さかな しましまを たすける!」
 マーカス・フィスター:作  谷川俊太郎:訳

・・・
「とくべつな うろこが なきゃ、だめ!」しましまは きいた。
「あったりまえだろう!」ぎざぎざひれの さかなが いった。
「さあ、あそぼう!」かれは みんなに よびかけた。
「そいつなんか ほっとけ。」
そして、みんな あそびに いって しまった。
にじうおは ためらった。でも、なかまはずれは
いやだったから、ぎざぎざひれに さからえなかった。
すこし きが とがめたが、にじうおは のろのろと、
なかまの ほうに およいで いった。
しましまは ひとりぼっちで、さんごしょうの ふちに
ういて いた。みんなが あそんでるのを みる めは
かなしそうだった。
みんなは、すごく たのしんで いた。ふかくて
あおい うみを やのように いったり きたり。
うろこを きらきら かがやかせて。
にじうおは、おもいだした。なかまはずれに されて
ともだちも なく、ひとりぼっちで いた とき、
どんな きもちだったかを。
・・・