西小人権週間 (12/3〜7)
- 公開日
- 2012/11/30
- 更新日
- 2012/11/30
校長室の窓
12月10日の「人権デー」に先駆け、西小学校では12月3日から7日までを、人権週間と定め、学校全体で様々な取り組みを行います。特に、学校としては子ども一人ひとりに「いじめは人権侵害」であるという基本的な認識を徹底することを重点にしています。
<取り組み内容>
12/3(月) 全校朝礼 校長講話(校長)、絵本の読み聞かせ(図書委員会)
12/4(火) 学級活動 人権に関する話し合い・標語作り(担任)
12/5(水) おはようタイム 読み聞かせ(担任)
12/6(木) おはようタイム 「もらったよ、あたたかい心」の作文(担任)
12/7(金) 道徳の時間 人権に関する資料を用いての授業(担任)
12/10(月) 全校朝礼 標語、「もらったよ、あたたかい心」作文の発表
※ 随時、活動内容の様子について、ホームページで発信をしていきます。
(以下、法務省・全国人権擁護委員連合会の冊子から引用)
<「いじめ」は人権意識の希薄さによるもの>
「いじめ」の根底には、他人に対する思いやり、いたわりといった人権意識の希薄さがあります。「いじめ」を行う子どもは、「のろいから『のろま』と言っただけ」などと言い逃れをすることがありますが、そういった他人の弱い点を思いやるのではなく、逆に「いじめ」の口実にしてしまう点も、人権意識の希薄さによるものといえます。
人権意識という大げさなようですが、結局は、他人の心の痛みを分かることにほかなりません。
<「いじめ」は差別の芽>
「いじめ」は、動きが鈍いとかスポーツが下手だといった集団の中の異質なものを標的に、ただ異質であるというそれだけでの理由で行われることが多いものです。このような構造は、不合理な差別と軌を一にするもので、そのまま放置すれば差別の芽となる危険をはらんでいます。差別をなくすためにも、「いじめ」をなくすためにも、お互いの異なる点を個性として尊重する人権意識を養っていくことが重要です。