山中 伸弥 (10/15)
- 公開日
- 2012/10/15
- 更新日
- 2012/10/15
校長室の窓
先週、日本を明るくニースが飛び込んできましたね。日本人がノーベル賞を受賞しました。山中伸弥氏がiPS細胞を作製したことに対しての受賞です。
(以下、子どもにはもっと分かりやすく話したつもりです・・・)
iPS細胞とは、細胞の特徴を白紙に戻した細胞です。神経や筋肉など再びさまざまな細胞になる能力をもつとされています。これから再生医療や新薬開発への期待されるものです。
山中氏の経歴は、挫折や紆余曲折の連続です。最初は、整形外科医を務めましたが、不器用でものにならず、そこから「治せない病気」へ挑戦が始まります。途中で折れそうになったこと、諦めそうになったこともあった。しかし、ついにやり遂げられました。
山中氏は、研究として大切な事が二つあると言っています。
「ビジョン と ワークハード(一生懸命働く)」です。日本の学生は、ビジョン(自分の目標・展望・自分なりの考え)が弱い、でもこつこつ粘り強く取り組むことは気質として持っているそうです。
みなさん、「めんどくさい」「できっこない」などと、始めから諦めてはいませんか?みなさんは、これから世界の中で活躍していく人材です。自分なりの考えをしっかり持って、粘り強く「とことん追究」していく態度を大切にしてほしいと思います。