いじめへの対応 (7/25)
- 公開日
- 2012/07/25
- 更新日
- 2012/07/25
校長室の窓
大津市の中学校でのいじめ問題は、深刻な状況です。学校教育現場を預かるものとして、危機意識を改めてもっています。「いじめはどの子にも、どの学校においても起こりえるものであること、また、だれもが被害者にも加害者にもなり得るものであること」をしっかり認識しなくてはいけません。「いじめは人間として絶対に許されない」という意識を児童に徹底させるとともに、教員自らも自覚することが大事です。
本校では、本年度の重点努力目標の一つとして、以下のことを目標としています。
・人権尊重の精神をもとに、いじめのない温かい人間関係や学校や社会のきまりを大切にする規範意識を育てる。
具体としては、児童が発する小さなサインを見逃すことがないよう日頃からていねいな児童理解を進め、早期発見に努める。また、各学期末に「自分をみつめて」アンケートを実施し、児童自身の悩みなどを把握し、教育相談週間(年間計画に設定)を設け担任と子どもが一対一で面接をして児童理解を図る。また、事故・事件などはその日の内に保護者へも連絡を取る。
しかし、学校が知らないところで陰湿ないじめが発生するか分かりません。最近は、携帯電話やパソコンを介したトラブルも起きています。ご家庭でも子どもの様子や行動に十分注意を払ってください。家庭と学校が連携を図りつつ子どもの健全な成長を見守っていきたいと思います。
愛知県知事からのメッセージが7月20日に発表されました。
知事からのメッセージ