学校日記

金子みすゞ (6/18)

公開日
2012/06/18
更新日
2012/06/18

校長室の窓

 ・・・「大漁」の詩を朗読する。・・・
金子みすゞの詩は、人間中心ではなく深いやさしさが感じられます。

 「私と小鳥と鈴と」  金子みすゞ作

 私が両手をひろげても、お空はちっとも飛べないが、
 飛べる小鳥は、私のように、地べたを速くは走れない。

 私がからだをゆすっても、きれいな音は出ないけれど、
 あの鳴る鈴は私のように、たくさんな唄は知らないよ。

 鈴と、小鳥と、それから私、
 みんなちがって、みんないい。

 違いがあるからこそ、すばらしいのですね。