学校日記

扇骨業 (6/20)

公開日
2011/06/20
更新日
2011/06/20

校長室の窓

 大治町西条といえば、全国のシェアの60%を占めた特産品がありました。さて、何でしょうか?
 それは、扇子の骨組みを作る仕事、扇骨業です。江戸時代には、年貢を竹で納めるほど、西条辺りは竹が豊富でした。それを活用して、明治・大正・昭和時代に、扇骨業が盛んでした。しかし、扇風機・エアコンなどの電化製品の普及により、近年になり下火となり、今では途絶えてしましました。
 今年の夏は、節電に心がけたいですね。扇子やうちわの生活を見直してみましょう。そして、扇子を使いながら、古き西条の産業へ思いをはせたいものです。