PTA総会 (4/20)
- 公開日
- 2011/04/20
- 更新日
- 2011/04/20
校長室の窓
担任と子どもたちとの出会いがあり、新しい学級づくりが始まりました。どの子も期待を膨らませ、やる気一杯です。その子どもたちの思いにしっかりと答えられるように、職員一同で子どものために頑張ってまいりますので、なにとぞご協力をお願いします。
今日は、2点についてお話しします。
1つめは、今年から教科書が変わったということです。内容が増え、教科書が3割ぐらい厚くなりました。今では、「教科書の内容を全て学習しなければならない」とされていました。すると猛スピードで教えられるのではないか、子どもが消化不良を起こすのではないかという心配が出てきます。ここで大事なのは、教科書観の転換です。文部科学省によると、「個々の児童の理解の程度に応じて指導を充実する」「児童が興味・関心をもって読み進められる」「児童が家庭でも主体的に自学自習ができる」など
「すべての内容を取り上げなくてもよい」ということです。
要は、子供たち自身が興味を持って、読んだり調べたり、まとめたりするページが増えたということです。
2つめは、「地域とのつながり」を考えるということです。今回の東日本大震災の報道を見ていますと、あの悲惨な状況の中でも、地域の人々が互いに助け合い支え合っていくことが、とても大切なことだということが再認識されます。学校では、教師が自分の言葉で、この震災について感じたこと考えたことを、子どもに話すようにしています。
今年度、学校では各教科や領域で、地域に視点を当て問題意識をもった学習・活動を考え、取り組んで行きたいと思っています。将来、この地域を担う子供たちです。大治町そして日本を支える人材に育てていきたいと思います。
子どもと「共に学び、共に育つ」という思いをもって、学び続ける教師、学び続ける親でありたいと思います。