学校日記

いただきます

公開日
2010/11/01
更新日
2010/11/01

校長室の窓

 先日、栄養士さんと話していたら、給食の残滓が少し多いという話を聞きました。今日は、「いただきます」の意味について、考えたいと思います。これは食べ物に対する感謝の気持ちを表す言葉です。
 1つめは、食事を作ってくれた人への感謝。学校なら調理員さん、栄養士さん、家ではお母さんかな?
 2つめは、食べ物のもとをつくる人への感謝。お米や野菜を作る人、パンや麺を作る人、魚をとる人、牛や豚を飼っている人など。大勢の人たちの働きに支えられていることが分かりますね。
 3つめは、食べると言うことは、他の命をもらうということです。私たち人間も他の生き物の命をもらって生きています。お米を食べること、魚を食べること、肉を食べること、卵を食べること、みんなそういうことです。
「いただきます」のとき手を合わせ、拝む形をするのは「命をいただきます」という意味です。