避難訓練(4/12)
- 公開日
- 2019/04/12
- 更新日
- 2019/04/12
出来事
2限目に、避難訓練が行われました。
1年生にとっては、小学校での初めての避難訓練です。そのルートをたどって運動場へ出るのか、その後、二次避難はどこへどのように行くのか。先生の指示に従い、必死に前の子についていこうとする姿が見られました。2年生から6年生は、教室の場所が昨年度と違うため、新たに避難経路を確認しました。
終了後、校長先生からのお話がありました。
「みなさん、『おはしも』は、できましたか?今日は、とても早く、静かに避難できましたね。
2011年3月11日に東日本大震災が起こり、地震や津波のために多くの人が亡くなりました。それまでに避難訓練を行っていたにも関わらず、多くの学校の子どもたちも犠牲になりました。避難訓練を行っていなかったら、もっと多くの犠牲者が出ていたと言われています。
学校では、毎年避難訓練を行っています。地震は、ある日突然起こります。もし、みなさんが学校にいるときに大きな地震がきたら、先生たちは全力で助けたり探したりします。しかし、先生の人数では、みなさんを守り切れないこともあります。その時は、みんなが生き延びるために、一人一人が気付き、その時に一番大切な行動を考えて実行してください。」
本当に震災が起こったら、子どもたちはパニックになり、泣き叫んで動けなくなる子もいるでしょう。一人の犠牲も出さないように、みんなで協力して行動できるよう、訓練にしっかり取り組んでいきましょう。そして、お家でも、非常事態の時にどう行動するかを話し合い、確認していただけたらと思います。