学校日記

4年生 道徳「かわいそうなぞう」 研究授業

公開日
2019/03/08
更新日
2019/03/08

4年生

 3月6日6時間目に道徳「かわいそうなぞう」という教材を使って命あるものを大切にするということについて考えました。戦争によって動物園の動物たちが逃げないように人間の命を守るためにも「動物を殺す」ことを選択した飼育係さん。ぞうにえさを与えたいが、与えることはできない。体中の最後の力をふりしぼって芸当をしたぞうを見て、えさを与える決断をしました。しかし、食べる気力もなく亡くなってしまいました。というお話でした。
 以下は子どもたちの意見です。
 ・何も悪いことをしていない動物のことを考えて、どう接したらよいかを考える。
 ・大切にすることは、自分だけでなく他の人々の命も大切にしたりする。
 ・人間の勝手によって殺されてしまうのは動物にとっても人間にとってもつらい。
 ・命あるもの(人間も動物)は大切にする。最後まで育てていく。愛情もって接する。
 ・簡単に殺せる命はたくさんあるけど、未来を考えると自分の都合で殺してはいけない。
 ・誰かの思いだけで、人を殺したり動物を殺したり無駄にしてはいけない。
 ・ゲームのように復活するわけではない。人生は一度きり。大切な一生を過ごす。
 ・「戦争だから」といって殺すのではなくもっと考えるべき。
 ・道に生えている雑草を何も考えずに踏んだり小さいありでもみつけたときにわざとふんだりしない。
 ・命がないと生きられない。二分の一成人式の「生きる」とつながりました。
 ・人間も動物も植物も人生は一度しかないので、誰の命でも大切にしていく。
 ・戦争という争いが起きないことが一番。
 ・生きること。無理やり殺すのはいけない。無理やりにでも生きる。
 ・命を無駄にしないように、戦争を将来、止められる人間になりたい。

 子どもたち一人一人が「命あるものを大切にするために」何ができるのか、1つしかない命とどう向き合えばよいのかを真剣に考え、取り組むことができました。